ドイツ行ったらこれを食え!!おすすめドイツ飯3選。
はじめに
先月のドイツ旅行なんだかんだあったが一番記憶に残っていることをは何かと考えたとき現地で食べた食べ物のことが真っ先に思い浮かんでしまう。
異国の地で食べるものって、日本では食べられない味、量などインパクトが大きく海外旅行での大きな楽しみだと思った。
2週間もドイツにいれば、いろんなものを食べる機会があり、中には日本人の口には到底合わないようなものもあれば、またドイツに行って食べようと思うものまで様々だった。
今回はわずかばかりの経験からドイツで食べたおいしいものを3つ選んだので紹介したいと思う。
その1 カリーヴォルスト
しょっぱなからなんだが、ドイツで定番ジャンクフードである。
輪切りにしたソーセージにこれでもかというほど大量のケッチャップとカレー粉のような粉がかけてある。
これを扱ったお店は各都市の駅のホームなどいたるところにあった。カリーヴォルスト専門のお店もあれば、ハンバーガーショップの1メニューとして置いていたりもした。
個人的にこの味に大変はまってしまって旅行中3回も食べたのだが、ソーセージにかかっているソースがとてもうまかった。
ケッチャップとは言ったものの、なじみある味とは大きく違って、普段日本で食べるケッチャップの酸味を抑えて、甘辛く味付けした感じである。味的にマックのチキンナゲットのバーベキューソースに近い気はするが、的確に例えるのは難しい。
付け合せにポテトやパンがついてくるのだが、とにかくソースが大量なので余った部分につけて食べるとおいしい。それでもソースは余るのだが。。
ドイツのソーセージは日本のものより柔らかく一週間かそこらの旅行では何度食べても飽きないのでドイツを訪れた際にはぜひいろんなタイプのソーセージ料理を食べてみて欲しい。
その2 シュニッツェル
ドイツの定番料理で平べったい豚肉に衣をつけて揚げた料理だ。
ドイツではステーキやハムなども食べる機会が多かったのだが、その中で揚げ物なんかが出ると触感を変えられるので余計おいしく感じた。
2回食べたのだが、どちらも甘辛ケッチャップが付け合せてあった。
2回目に食べた店では直径20cmもあろうかというシュニッツェル2枚にお弁当に入っているようなケッチャップの袋が1つしかついてこなくて、1枚目で全部消費してしまったので残りの1枚をどう食べるものかと苦労した。一緒に食事していた人たちの料理で余ったソースをもらって味付けし難を逃れた。ある程度ソースでしっとりさせないと口の中がズタズタになってしまうので気をつけなければならない。
とにかく欧州スタイルのスケールの大きな料理でとてもおいしかった。
番外編 イノシシの丸焼き
研修先で訪れた大学では、訪れた日本人たちをバーベキューという形でもてなしてくれた。そこで出たメニューがこれ。
なんとイノシシの丸焼きである。
まさに漫画とかにでてくるあれだ。
頭の後ろで前足をくくられたイノシシの姿がなんともいたたまれない。
ドイツの林業専門学校では狩猟の知識や技術を選択科目として学べるらしく、大学の演習林には狩猟用の森が10ヘクタール以上広がっている。
その森を管理するフォレスターの人が僕たちをもてなすためわざわざイノシシをとってきてくれたのだ。改めて思うといい経験ができたと思う。
生まれて初めてのイノシシ肉。
前々から興味があったジビエを食べる機会がまさかドイツで訪れるとは。
豚肉に近い味を想像していたのだが、実際はそれよりもだいぶ筋肉質だった。
部位によっても柔らかさが違って、脂がのってわりと食べやすい部分もあれば、「手がよごれる~~」なんてことを気にしていては到底食べることのできない、わしづかみにして引きちぎって食べる必要がある部分もあった。
ジビエをいただくうえで気になるのが匂い。
確かに養殖の肉とは違う独特のにおいは少しした。
しかしほとんど気にならないレベルだったし、ジビエの丸焼きに無臭を求めるのは野暮というものだ。
次イノシシ食べる機会があれば調理法も工夫してみたいと思う。煮込んだりしたらさらにおいしいのかもしれない。
丸焼きというインパクトもあり非常に楽しい食事でした。
その3 朝食で食べた鳥のもも肉
フランクフルト国際空港に降り立ちホテルに一泊して迎えたドイツ2日目の朝、ホテルのビュッフェを予約していなかったので、友達と適当な店を探して朝食をとることにした。そこで見つけた店で食べたのがこれ。
鳥のもも肉のグリルチキンとトマトサラダである。
この鶏肉が非常にうまかった。味だけでいえば2週間の滞在期間の中で一番だったなあと思う。
前日にドイツに降りて初めて食べたアンチョビサンドが非常にまずくてこの先ドイツの料理でやっていけるのか不安になっていたところこの料理が食べれてひとまず安心したのを覚えている。
店は地元の労働者の人たちが仕事前に素早く朝食をとれるような簡易なたたずまいで店内には各種サラダやグリルチキン、ローストポークなどが並べてあった。
このような店はフランクフルトのいたるところにあって、それぞれの店で違った品ぞろえが見られた。
この味を忘れられず、3日後にも同じ店を訪れてみたのだが、午後には店じまいをしていて食べることができなかった。
朝しか味わえないドイツの味、またぜひ食べてみたいものである。
最後に
先月の旅行で自分がとくにおいしかったと感じた料理を3つ紹介してみた。上記三つ内2つはガイドブックにも載らないような庶民の味である。しかし立派なレストランで20ユーロ払って食べた料理よりもふとした場面で出会った質素だけどおいしい料理の方が記憶に残っていたりするのだ。これから海外に行った際は目につくもの躊躇せず、いろんな料理にチャレンジしていきたい。
その他いろんなものを食べたのでその写真を。