調査の手伝い
研究室の先生の調査の手伝いで宮古市山田へ。
海岸林とは海岸付近にできる森林のことで日本ではクロマツを主体とした人工林が一般的だ。海岸の潮風や痩せた土地にクロマツが適していることを見出した昔の人がコツコツと作ってきた100年生にもなるクロマツ人工林が日本中の海辺に広がっている。
海岸林のの機能は海風を減退させたり、塩が飛ぶのを防いだりとそこで暮らす人々の生活を助ける大きな役割があったりする。
僕の研究室では震災以降岩手県の海岸林を復活させるべく先生、学生ともに研究のテーマは海岸林関連が主体となっている。
昨日は調査の一環として宮古市山田町に今年新たに新植されたクロマツ、アカマツの人工林を見てきた。
これがその調査地。
手が込んでる。
何がすごいって区画ごとにがっちりとした木の風よけが設けられている所だ。
この植えられている地面も盛り土工が施され、海岸付近の高い地下水位の中でも水はけがよくなる環境を作り出している。
これらのお金のかかる事業も復興予算があってこそだ。
うまく成長してくれるといいんだが。